賃料が滞り、月極駐車場に1年以上放置された車両の処分についてトラブル相談をお受けしました。
放置車両は、警察へ行けば普通に撤去してもらえると思う方が多いと思います。
実際には、公道や公の場所に放置された車両、盗難車両は撤去してくれますが、私有地、駐車場などに放置された車両は撤去してもらえません。
だからといって勝手に処分をすると、後で所有者との間にトラブルが発生します。
放置車両を撤去する為には、所有者の特定や警察の立会いなど非常に煩雑な手続きが多くあり、また、法律の専門家に依頼をして最終的に裁判で決着となると時間や費用が掛かる為、結局そのまま放置といったケースがほとんどだと思います。
今回、私共で所有者を探して所有権放棄の承諾書に署名をいただき、所有者が鍵を紛失している為、JAFを呼んでドアを開錠してもらい、車体番号を確認しました。
車体番号から陸運支局にて強制登録抹消されていることを確認し、所有権放棄の承諾書と強制末梢の登録証明を解体業者に渡して車両を処分しました。
その他、事前に警察と県税事務所へも確認しています。
私共の探偵が車両確認を行う為トランクを開けたところ、人骨模型が置いてあり、状況が状況だけに冷や汗が出て大変な驚きだったようです。